「じゃあ、走りだすね。」 あたしがシートベルトを締めたのを確認すると車はゆっくりと走りだした。 「コンタクト平気なの?」 「えっ?!」 「だから、コンタクト!!」 「ああ、うん平気。コンタクトは朝からしてメガネだてにしたから…。」 「…そうなんだ。」 「う、うん。」 輝くんと話すのは何日ぶり。 輝くんは何度も声をかけてくれたけど、あたしが避けてたから。 だからこうやって、手の届きそうな距離で話すのだって久しぶり。