それでも、今は… 「謝ってくれただけでいいのから。」 あたしと仲良くなりたいって言ってくれたことも。 「つばさ…」 「その代わりあたしと友達になって。」 ちょっと照れくさくて下を向く そしたら… 「つばさぁー!!」 半泣きな夏希ちゃんはあたしに抱きついてきた。 その温もりに気持ちが温かくなったのは言うまでもなく… 高校に入って2年目、ようやく友達ができました…――。