「翼ちゃんッ!!」
「…葵さん」
あたしが着てる洋服と似たような服を着て駆け寄ってくる。
もしかして…
「葵ちゃんが、どうしても翼ちゃんと撮りたいって言ってね…。」
明らか困ったという表情であたしを見つめている。
「…いいですよ?」
すんなりオッケーを出したあたしに雅司さんは一瞬驚いた。
「本当にいいの?」
と再確認してきて、ちょっとムッとして…
「じゃあ、ダメって言っていいんですか?」
ふざけ半分で尋ねる。
「い…や…、ごめん、ごめん。ありがとな!」
ちょっと慌てた雅司さんに冗談ですと笑った。


