あたしが着替え終わるのを見届けると千秋さんは出ていってしまって、入れ代わりに輝くんが入ってきた。 ドクン ドクン 必要以上に心が暴れだす。 「髪やるね?」 「………」 「翼ちゃん?」 「あっ!うん…お願いします。」 いけない、いけない。普通にしなきゃ…。 “輝くんは葵さんと付き合ってるの” そう、彼には彼女さんがいるんだからあたしが好意をもったら迷惑だよ。 ちゃんと友達でいなきゃ…――