キンコンカンコン はっ!! チャイムの音で目が覚めた。 「今何時…?」 急いで腕時計を見ると1時間目の終わりを告げるチャイムだったらしい。 とりあえず安心。 「もういかなきゃ!!」 立ち上がってスカートに付いた汚れを叩く。 「よしっ!」 ドアに向かおうとした時ドアが開く音が聞こえた。