でも、パソコンに写っていたのはまるでもうひとりのあたしのようで…、 本当に綺麗だった…―― こんなことかなり自信過剰って言われるかもしれない。 「…すごく綺麗です。」 無意識に口からポロっと言葉が出た。 「それは良かった。」 雅司さんや他のスタッフさんも笑顔で褒めてくれた。 「じゃあ少し休憩ね?」 「ありがとうございました。」 「翼ちゃん!」 雅司さんたちと入れ代わりに柏木さんが駆け寄ってきた。