納得したように頷くと車を開けてくれて、あたしたちは中に乗り込んだ。 車がゆっくり動き出すとカバンからミラーとコンタクトを取り出した。 早速つけ始めるが…なかなか眼に入ってくれない。 「…つばさちゃん、あと10分くらいで着くけど…」 遠慮したように柏木さんが言う。 あーっ!!どうしよう。 焦れば焦るほど眼に入ってくれない。 そうするといきなり手にあったコンタクトが消えた。