「じゃあ俺が付けてあげよっか?」 「えっ?!」 なななな、何をこの人は…!! 「…嫌。」 恥ずかしさで顔を反らす。 「だって、時間ないんでしょ?」 「そ、それは…」 ごもっともですけど。 それでもなんていうか人に入れてもらったのだって、初めてコンタクトを入れる時で、お店の人だったし…。 知らない人ならまだ平気だけど、岩崎輝とは全く別物っていうか…。 「素性バレてもいいわけ?」 「それも嫌。」 どうしよう…っ! あたしめちゃくちゃわがまま言ってる。