Sunny Love







「…ん」



寝ぼけながらも顔を上げた。



「あれ…?皆は?」



「帰ったよ。今日学校閉鎖だって…。じゃああたし帰るから。」



今日は撮影が入ってたから早退する予定だったからちょうどいいや。



柏木さんに電話しなきゃなぁ…。



廊下を歩きながら携帯を出した時、後ろからバタバタと走ってくる音が聞こえた。



「っ…つばさちゃん!待ってよ。なんで置いていくの?」



どうやらあたしを追いかけてきたみたい。