あたし達の周りには、人だかりができていた。 それもそのはず。 ここはカフェのまん前。 そんな人目につくところでディープキスなんてしてるんだもん。 恥ずかしさのあまりあたしの顔はますます真っ赤に。 そして一番の問題は咲虜。 「すみませーん彼氏さんこっち向いてくれませんかー??♪」 「ヤバイって激似じゃない!!?」 「あんなイケメンそうそういないって!!!」 「じゃあまさかの本人!???」 「そんなワケないじゃん!!虜がいる事務所ってその辺超厳しいんだよ!!」 言いたい放題の女のコ達。