アイドル様の秘密☆







あたし達の周りには、人だかりができていた。



それもそのはず。



ここはカフェのまん前。



そんな人目につくところでディープキスなんてしてるんだもん。



恥ずかしさのあまりあたしの顔はますます真っ赤に。


そして一番の問題は咲虜。




「すみませーん彼氏さんこっち向いてくれませんかー??♪」



「ヤバイって激似じゃない!!?」



「あんなイケメンそうそういないって!!!」



「じゃあまさかの本人!???」



「そんなワケないじゃん!!虜がいる事務所ってその辺超厳しいんだよ!!」




言いたい放題の女のコ達。