「鈴も行くのー??!」 「あ、あたしは外の空気を吸いに……」 友達の声に鈴が曖昧に笑って答える。 「ちょっ咲…… タクヤー俺を置いてくなよッ!!」 タクヤとは咲虜の事なのだろう。 残されたアオ君が軽く演技をして席を立ちカフェを出る。 こうして4人が再び顔を合わせる。 「…あのね…聞きたいこと沢山あるんだけど」 あたしはそう言って軽く咲虜を睨み上げる。