「ヨシト何て??」 「目立つようなことしなければ大丈夫なんじゃね?? だってさ。ヒナは??」 「お前はフード被って俺がサングラスすれば大丈夫なんじゃね?? だってさ」 顔を見合わせる俺とアオ。 「…………行くか」 「あぁ」 もうどうなってもよくなったのだろうアオが、携帯をポケットにしまいながら頷いた。