アイドル様の秘密☆




「ヨシト何て??」


「目立つようなことしなければ大丈夫なんじゃね??
だってさ。ヒナは??」


「お前はフード被って俺がサングラスすれば大丈夫なんじゃね??
だってさ」


顔を見合わせる俺とアオ。


「…………行くか」


「あぁ」



もうどうなってもよくなったのだろうアオが、携帯をポケットにしまいながら頷いた。