アイドル様の秘密☆





ちゃかすアオを睨みながらヒナに電話をかけ、アオにヨシトに電話するように促す。



『…咲虜〜??
どうしたのさー撮影終了??』


当たり前だがヒナが出る。



「おう。
今終わってさ、隣のカフェの前にいんだけどさ、中にウサギがいんの!!」


『マジでー??
私服??かわいい??』


話に乗ってくるヒナ。



「あ…あぁ」



『それどっちに対しての肯定ですかー??
私服の肯定??
それともーかわいいに対しての肯定??』


こいつは……!!!


「俺様をからかおうなんざ100年早い!!!
それより、お前の意見を聞きたいんだよ!!」


電話越しにクスクス笑っていたヒナが何ー??と聞き返す。


「今店内に入りたいんだけど、入ったら俺達はアイドルなんだから混乱するってアオが言うんだけど。
お前どう思う??」