「おいッ…!!」
「いーだろ本当のことなんだから(笑)」
本気で赤面するアオが面白くて笑いながら返す俺。
「なんかリアルだねー(笑)」
スタッフさんがメモりながら笑う。
苦笑いしかできないアオ。
ざまあみろバーカ(笑)。
自分でも何にたいしてかよく分からないざまあみろを俺が心の中で唱えたのと、スタッフさんが最後の質問をしてきたのは同時だった。
「じゃあ最後にこの曲に込めている想いをどうぞ!!」
「俺達もランラン気分で歌っているくらい、テンション高い恋の歌なんで、今恋してる人もしてない人も聴いて楽しんでもらいたいですね」
アオがかっこよく決めた後に
「……同じです(笑)」
乗っかる俺。


