―…昨日の事。
楽屋を出た後、俺はアオを引き止めてウサギの携番とアドをれいって女に聞いてもらうように頼んだ。
「お前…
そんなに璃兎ちゃん好きになっちゃったの??」
アオは目を丸くする。
「べ、別にそんなんじゃねーし」
俺は目を反らす。
「ふーん…
じゃあ聞いてやるけどさぁ…」
「な…何だよ??」
ニヤニヤと笑うアオ。
「そーいやさ…
さっき着替えてたとき、ヒナにもおんなじ事聞かれたぜ??」
お…同じ事?!!
「璃兎ちゃん可愛いからもっと仲良くなりたいって言ってたし♪
璃兎ちゃんふわふわして可愛いじゃん??
お前たらたらしてたらあっという間に璃兎ちゃん取られちゃうぜ☆」
そう言ってアオはお得意なウィンクを決めて、じゃ☆と去って行った。


