アイドル様の秘密☆






『……マジ??』





意外そうに聞き返す咲虜。



内容分かんないけど、嫌って言ったら絶対怒られるし。


多分そんなたいした事じゃないでしょ。




「マジ」



『おっし!!!
じゃあ俺明日早いからこの辺で切るな!!

あ!!
俺がさっき話した内容とかは絶対美也子さんには言うなよ!!?』


「え…あ、分かった」


『じゃあな、ウサギ♪』





そう言って電話は切れた。



咲虜、結局あの時何て言ったんだろ…。



本当に承諾して良かったのかな…。




てゆうか!!!!


もう関わらないつもりだったのに!!!!




あたしの人生…


変わっちゃったりしない…よね!!??





…………




どうしよー!!!!!!!





とりあえずその日は、不安で全然眠れなかった。