「あ♪咲虜とヨシトじゃん!! 久しぶりだなー!!」 振り向く俺達。 声の主は今登校して来た同じクラスの友達、片倉蛍吾(カタクラケイゴ)だ。 「おぉ」 「元気だったかー??(笑) 何日ぶり??」 「えーと…一週間ちょいぶり??」 ちょっと考えて答える俺。 「新曲でいろいろあったからなー」 ヨシトがそう言ってあくびする。 「クラスの女子咲虜来ねーからつまんねぇって毎日言ってたぜー??」 蛍吾が明るい茶髪の髪をかきあげながら言うのを聞いて、俺の顔が曇る。