ちょっと開けたカーテンをゆっくりと閉めて心臓を落ち着かせる。 やっぱり落ち着か無いな。 あきらか鈴木さんからしたのに。 陸の意志じゃ無いのに。 でも、やっぱり嫌かな。 ヤバい、涙止まらない。 「菜月、今日は帰って。もう、さっきので終わったはずだろ。」 聞いた事無い位冷たい陸の声。 でも、さっきのって何? 「嫌だ。陸は私のだもん。」