君を何度も~俺様☆天然~

『………え?』


キョトンとした瞳で見てくる新田。


あぁ~……。


『あたしなんて可愛くないし……』

と俯いて言う新田。


はぁ~……。


まだわからんか。



『いい。もう一回、俺が見せる。』



『え?……ちょっん!!』


そんな消極的な唇なんか、


俺が塞いでやる。

何度も何度も重ね合わせる唇。


本当に新田の唇はとけそうなくらい甘くかった。


不意に新田が崩れ落ちそうなった。


慌てて余ってた手、使って抱き上げる。


その時、



『………っ……あ…。』


触れられたのがくすぐったかのか、急に声を出した。



ドキンッ!!


もう、そん時の俺の心臓はかなりばくばくしてた。


そしてだいぶたってから、


『……うぅ…ハズイ。』


と急に顔を隠してしまった。


恥ずかしい……?

言っとくがな、俺の方が恥ずかしいんだよ!!