「おはよ!」


あっ…やばっ
唐突に話しかけてしまった…


「おはよう。今日も遅刻?」


彼女は笑顔で応えてくれた。



その笑顔を見て

俺はホッとした。



「今日も…って

 昨日はしてないし

 その前だってしてないよ?!」



「クスッ…でも、4日前はしたでしょ?」



「ぐぅッ…確かにそうだけど・・・」



俺の心臓は


彼女の笑顔を見るたびに


弾けそうなくらい


高鳴っていた。