そもそも、優先席というのは、気に入らない。
乗り物の、約、数%が、優先席で、それ以外は、
優先不可?ってことのようなのだ。

シルバーシート、音の出る信号機、点字歩行帯、スロープ、、、
これらの、ユニバーサルインフラは、記憶の範囲で、
私の幼少期のとある時期に突然 増え始めた。
そんなものが出現始める以前から、
譲り合い、助け合う気持ちを教育されてきた私には、
ちょっとした違和感が、、あった。

「全ての席が、優先席なんじゃないの?」
「信号機のある横断歩道では誰もが 補助すればいいんじゃないの?」
「目の見えない方には、肩をかせばいいんっじゃん、、、、、」
ま、これらは、全て、
一人で身障者が動き回るなんてことを
想定してない物だった。

「はたして、、遠回りしてまでも階段を避けるスロープって、、、
不自由だけど健康に動き回れる体力を持った方限定の
ユニバーサル、、、て
気がしてならない。

いや、その思考回路にこそ、、
「身体に不自由あるなら、家にいれば良いじゃん、、、」
自分の優越感所以の そんな気持ちがどこかに潜んでいるものなのだ。