『レイナ…次、俺らやで?』



顔見ない顔見ない顔見ない!!



顔合わせたら自分の気持ちがばれてまいそう…



『う、うん…そやな…』



うっわぁ~~…




感じ悪ッ!!



『エエよ?別に…』



・・・何がエエんのや?



その言葉の意味を考えてる途中…



そっと手に温もりを感じた…



『…え?』



おもわず確かめてみると、スバルの左手が



アタシの右手と絡まっていた…!



『怖いんやったら…俺がいるってこと分かっとったら…
少しでも…楽になれるやろ?』



ヒェ~~~~!!!!!!!!!!



あ、汗かく!な、なんか、めっちゃスバルの体温が



アタシの体に伝わってくる・・・



な、なんか殺し言葉みたいな



キザなこと言ってるけど…そんなん考えられへん!



『…あ、ありがと。』



・・・急激にヤバイ!



『じゃ、行くか…』