『・・・ったく、女子って面倒やなぁ~』



スバルはため息をついた…



『ごめん…ホンマにありがと。助かったよ…』



スバルは優しく微笑んだ



『こんなん全然エエよ!元々、お前は悪ないやろ?』



キラキラリーン✫✫



か、輝いてる・・・また幻覚が…



『ラッキーやったな、俺となって!』



ポスッ・・・



スバルは、そっとアタシの頭の上に手を置いた…



『何いってんねん!ナルシスト!』



でも感謝してる…



ドキドキ・・・



あれ?ワクワクしてるアタシ。



あれ?でもこの心臓の動き…



ワクワクとはちょっと、違う!



ドキドキ…



胸にそっと手を当ててみる



ドキドキ…



やっぱ、ドキドキしてる…



なんやろ、これ・・・



スバルが隣に居る間、



その心臓に生まれた小さな鼓動は止まることがなかった…



それが何なのか・・・



その時のアタシは気付かなかった…