結華のジュースのコップを出そうと思ってたらコソッと瞬に話しかけられた。



「隣が結華ちゃんでよかったね~」


「まぁな…あ、さっきはサンキュ」


「うん。感謝しろよ~?あとでさ、お部屋片付けるの手伝ってあげれば?」


「…。それいいかもな…」




コトッ


「ん。ファンタでいいだろ?ちょっと少ないけど」


「あ、はい!ありがとうございます。」


「ここにはファンタしか無いもんね~蓮♪」


「うっせ!黙っとけボケ!」


「俺、蓮より頭悪くないも~ん!」


「ハァ!?なんだとコラ。言っとくけどお前よりは悪くないから」



こんなのが10分…いや15分近く続いて…






「もうこの話し終わりな。俺、疲れたから。…そういえば、結華は彼氏いるのか?」


「そっ//そんないませんよっ!私、モテないから…」



…結華がモテなかったら他の女どうすんだよ…



「そんなことないよ。結華ちゃんはカワイイし、絶対モテると思うよ?」


「そんなことないです!でもありがとうございます」


「あっ蓮!もうジュースないや…」


「じゃあもう帰ります。そろそろ本当に部屋の片付けしないと…」


「そ。じゃあ後でそっち行くわ」


「なっ!なんで私の部屋に来るんですか!?ダンボールいっぱいで散らかってるんですよ!?それになにも出せませんよ?」


「別にいいし。つーか片付け手伝ってやろーと思っただけだし」


「そっそんなこといいですよ!」


「いいんだよ!俺がやるって言ってんだから」



これ以上言ったらマジで怒るよ。って目したら


「あっ…ありがとうございます。じゃああとで…」


だって。なんでそんなに素直じゃないんだか…