指折り★Holiday




そんな軽い気持ちで考えてた。



また明日になれば会える。




何を話そうか、とか。
そんなことばっかり考えてて、
あたしはすぐに眠りについた。














「おはよー、菜子」


「んー、おはよ・・・・・・」


「何、眠いの?
また夜更かししたわけ?」


「違う。寝すぎて、眠い・・・・・」


「何時に寝た?」


「9時半・・・・」


「元気小学生か」






生徒でにぎわう廊下。


フラフラ歩くあたしを支えながら、
綾乃はまた冷めた目であたしを見てた。





開ききらない眼で、
自販機でジュースを買う譲輝くんを発見した。






「あ、譲輝くん!!」