指折り★Holiday





『僕の足元を泳ぐ、蒼いアヒル。

その僕の隣にはキミがいる。

いつからだろうか?

「もう来んなよ」

そう言いながらも、

“キミがいる”

そのことが当たり前になっていた。』




『隣にいるのが当たり前。

そばにいるのが当たり前。

そんな当たり前が増えた時。
なんでかな。


ただ一緒にいるだけで、
心の奥のもっと底が熱くなる』




『いつも笑ってて。

いつも笑顔を絶やさない。

たまに紅く染まる頬も、

照れたような笑みも。


他の誰かに向けてるの?』




『はじめて見た“弱さ”。

何も出来ない無力な自分に、

嫌気がさした。

いっそこんな僕を攻めてくれるのならば、
ずっとこの胸を貸してもいい。


その涙が止まるまで』




『傷つけた。

1番言ってはいけないと知ってたのに、

簡単に口から滑り出てしまう。

何度もキミに謝ろう。

謝罪の言葉は浮かばないけど、


精一杯の気持ちを見せて』