ヒンヤリとした店内に、入ると、りおちゃんはもう席に着いていた。



「いらっしゃぃませ。ご指名は?」



「凌也っ!!」



ニコニコしながら答えたりおちゃん。



「ごめんなさぃ無理矢理な感じで付き合わせちゃって。」




少し冷静になったりおちゃんがすまなそうだ。





「全然いいよ!りおちゃん誕生日だし。来たい所で。とりあえず今日は飲もうっ!」



私は笑顔で言った。



でも彼氏はいいのかなぁ…



最近彼氏のノロケ話を聞いたばっかりだった。


でも携帯の裏に貼ってあった、ラブラブなプリクラは、きずいたら、剥がされているからきっと何かあったんだろう…




そう思って遇えて何も聞かなかった。




でも一時間も経てば、りおちゃんは自分から喋りはじめた。