帰り道


重い空気・・・

つまり沈黙

きまづい




ソンナ空気を断ち切ったのが棗君だった

「初心ってさぁ

どんだけ緊張してんの?」


「?」

へっ?緊張?


確かにしてるんですが

とてつもなくしてますが


今どうして?


「ん~なんていうか俺等同じ部屋に住んでるんだし同居人じゃんなのに他人行儀過ぎる気がして」


「そう・・ですね?」


「ほらっ」

「えっ?」




「敬語使わないでよ

そんなに歳もかわんないだろうし」


「瀬戸君は歳は?」