「今度こそ離さない、絶対」 先生は、決意してたみたいに言う。 でもね、やっぱり甘えていいのかわからない。 先生が好きなんだけど…踏み込めないというかさ。 「身体の方はどうだ?」 「力…入らないみたいです」 えへへ、と笑いながら言えば先生は、痛々しい表情をした。 同情は、要らないんだよ…先生。 「飯は?」 「お腹空かなくて…」 「じゃあ、寝ようか」 先生は、そう言って部屋から出て行った。 先生が居なくなれば、此処が先生の家で、少し前にいた場所だとわかった。 やけに広くて…怖い。