「駄目だ!そんなことは、させない」 「いいじゃない、本人が望んでるんだから。じゃあ、GW最終日までに部屋を用意するわ」 「高級な所をお願いします」 頭を下げて、お願いしてみた。 どうせならスゴい所に住みたいし。 バイトもやってるし、両親から仕送りもするって、先生が話をつけてくれたから生活には、困らないから。 「ええ、いいわよ。必ず出て行きなさいよ」 その言葉を残し、出て行った。 もちろん、あの人が本命だとは思わないけど、素敵な人に会って幸せになって欲しいから。