文化祭も終わり、片付けは明日することになっているようで、教室には、あっという間に誰も居なくなった。 「これで、終わったかな?」 「ああ、大丈夫。教室の方から帰ろうか」 私は、すぐさま頷いて屈むようにして、その隙間から出る。 夕日が差す教室に、私達の影がだけがある…。 「はい、残念でした」 誰かの声が聞こえて、複数の足音がした。 そこには多くのクラスメートがいた。 私も先生も、訳が分からない。 何で…? 「え…?」 声は、小さく響いた。 沈黙の後、笑い声が大きく聞こえて。