何か、先生が楽しそうにしてるのを見てるだけで幸せ。
本当に、重症だよね。
「キミもやるんだ」
「あわわっ…!」
突然腕を引かれ、バランスを崩した。
とっさに出た声は、まるで間抜けで、しかも先生がそれを聞いて笑っていて。
でも、先生に受け止めて貰って無傷だった。
「先生っ!」
小声で非難すれば、先生は笑みを零す。
恥ずかしくなって、足をバタバタさせてみれば、誰かの嗚咽が聞こえた。
私達は、顔を見合わせて目を丸くした。
ちょっとした罪悪感。
先生と過ごす、時間は楽しくて、文化祭すらも楽しいような気がした。



