これは、行為の前触れのようなキス。 心臓は高鳴るばかりだった。 気持ち良い…頭真っ白になって何も考えられない。 「キャーーッ!」 突然の悲鳴に、一気に現実に戻された。 此処は、お化け屋敷の中で、今日は文化祭で。 恥ずかしくて先生から少し、離れた。 「良かった?」 先生は、楽しげにしかも余裕綽々に耳元で囁く。 私は顔を真っ赤にして、何も言えなかった。 先生は、それからしばらくしてガタガタとわざとらしく音を立てた。 それに反応するかのように、悲鳴が聞こえる。