「じゃあ電気消しまーす」 そんな誰かの声が聞こえた。 文化祭がもうすぐ始まるようで、お化け屋敷も準備を終えようとしていた。 「始まるみたいですね」 「そうだな。これから何しようか?」 「お化けやるんですよね?」 「ワタシは、キスしたいな」 「あーそうですよね……ってえ?」 キス…キス?! えっ、此処でキス? …じゃなくてお化けやらなきゃいけないんだよね。 「先生、ふざけてる場合じゃありませんよ」 先生に真面目に言えば、微笑んで耳元に唇を寄せた。