人をあまり 信じられなくなっていた時、 もう一度 信じてみようと思った子がいた。 小5の時だった―… 綾那って言う子。 最初は 話しにくいって思っていたけど、 明るくて 気がついたら仲良くなっていた。 いつも、周りに人が集まってくるような子だった。 特に仲良くなったのは 中学校で 同じ部活に入ってからだった。 本当に、いつも一緒だった。 馬鹿なことも たくさんしたし、 お腹が痛くなるまで、笑いあった。 その分、たくさんケンカもした。 悩み事でも、 恋愛でも、一番に相談してた。