脱力魔王様

そしてしばらくして












ルセア「ジル、空腹で限界です」

ジル「アハハハ、僕もわりと限界が近いよ〜♪」

ミリア「そうね、お腹が空いたわね」

その時

ゼロ「終わったぞ〜」

驚異的な速さでキッチンの修理を終えてゼロが帰ってきた

ジル「さすがはパシりになるために産まれてきた男、仕事が早いね〜」

ゼロ「ヒドッ!それ俺の存在否定してないか!?」

ミリア「何を言ってるのよ、ちゃんと存在は肯定されてるわ。…パシりとして」

ジル「そうだよゼロ!僕にはゼロが必要なんだよ!…パシりとして」

ゼロ「2人とも俺に恨みでもあんのかよ!」

ジル「まあそんな小さな事はおいといて」

ゼロ「小さくねぇよ!」

ジル「ゼロ、早く食事を作ってくれないと色々とマズイんだけど……」

ゼロ「なんでだよ…?」

ジル「それはね……」















ジル「腹を空かせた獣(ルセア)が君の背後に迫ってるからだよ♪」