野球帽をかぶったその青年は。 こっちこそ見ていないものの、二重の切れ目にすっとした顔立ち。 きっと身長も。 180はこえてるはず。 それになんだか。 あどけなさが… 残っているような…? …似てるなあ。 彼は。 あたしが、 待ち望んでた人に… そっくりだった