「誰かー!キャッチャー出来る奴いねえ?」 ベンチを振り返りメンバーに声をかけるなつる。 いないからお前は困ってんじゃないのか。 「なつる、お前は?出来ねーの?」 「おれかあ…。やったことねーし。いまいち興味わかねえんだよなあ…。」 そう言って、へらりと笑う。 こいつ、今の状況分かってる? 「「(興味どうのなんて聞いてねえよ。)」」 周りからのつっこみもなつるにしてみればありの前においた山のようなもの。 完全にスルーされ。 しかもあり得ない提案を得意気に話した。