「で、今日平原来るんだ。」 場所は変わって球場内。 目の前で楽しそうに笑いながら話すなつるをおれは冷たく睨む。 「それよりさー、誰がキャッチャーやるって?」 そう。 おれたち1年の中にキャッチャーはいない。 普通1人くらいいてもいいもんなのに…。どうなってんだよ、この学校。 おれの舌打ちも無残に、散る。