「紅白戦?」 嫌な予感は感じた通り。 「そっ。2年と1年で分かれてやるただの紅白戦。」 清々しい朝。 なんでうちに来て勝手に一緒に朝ご飯食べてるかしらないけれど…舜は何やら予定を持ってきた様子。 「ただの、紅白戦をなんであたしが見に行かなきゃならないのよ。」 ぶつくさ文句を言ったあたしに舜は痛い言葉を浴びせる。