「うわー…珍しー。ここらで洸花って…。」 まあ、ここらで洸花に行くあたしたちもそうとう珍しいのだが。 ちなみに珍しさの原因は学校までの距離。 あたしたちの家からはかなり距離があって、登校までに一苦労…。 「それにさーあ。」 夏が再び何やら楽しげに呟いた。 「ちょっとかっこよくなーい?」 なるほど。 よくみれば。