「…ただいま。」 舜が帰って少ししてから夏、帰宅。 ソファーにもたれるあたしに夏はあたしにだけ聞こえる程度の声で声を漏らした。 「ごめん、愛。ほっとけなかった。」 言い訳をするわけでもなく、ただそれだけを伝えてあたしの後ろを通り過ぎた。 「今からあたし、お風呂いくから。好きなだけ泣いていいよ。」 嘘ついたこと、気付いてる。 「ありがと。」