「おかえり。」 そのまま1人で帰ってきたあたしに『予定』が早くおわったのであろう夏が出迎えてくれる。 「随分早かったね?」 「夏も。人のこと言えないんじゃない?」 いつもより突っ掛かってくるあたしの態度に夏はなにか気付いた様子。 「ちょっと晩ご飯舜ちゃん家に届けてくるね。」 「余計な詮索は、」 「必要なし、でしょ?」 分かってる、と夏も悲しそうに目を伏せ出ていった。 あたしは夏がでていったドアをじーっと見つめるしかなかった。