朝っぱらからの夏の毒舌にあたしは夏同様、呆れ顔を浮かべた。 しかし その呆れ顔さえも相手にされない。 してくれない。 それがおかしくてあたしは思わず笑ってしまう。 「笑ってないでよ。着替え!」 あたしの手から無理矢理制服を奪い、ベットに放り投げる。 「ちょっと。投げないでよ。」 「そんなことより?」 「・・・着替え。」 朝からまあ、息ぴったり。 そしていつもの癖でカーテンを開けようとしたとき。