「平成のメジャーリーガー。しかし知る人ぞ、未だ少なし。女のために無名校に入学するような相当のお馬鹿さんってことなら知ってるんだけどなあ。」 だんだんと暗くなっていく舜の顔を見ながらあたしは小さく微笑んだ。 やっぱこーゆう単純なとことか、好きだなー。なんて。 あたし…馬鹿。 「お前ほんと痛いとこつく…。まじ捕手むきな性格だよな。」 「っ…。」 あたしが黙ったのは次に何を聞かれるか分かったから。事情を知ってる夏も顔には出さないけど焦っているだろう。