「知ってて隣に引っ越してきたと思ってる?」



舜はあたしの顔を覗き込みにこっと笑顔を向ける。


「そうなの?」

「さあね。」



自分で聞いといて曖昧に返すなって。


「おーおー、朝からあたしの存在は無しっすか。」



とかいいつつテンションは変わらず。