「…おれはどんなに勝てそうな試合でも油断なんかしたことねーよ。」 その言葉、待ってましたと言わんばかりに満面の笑顔を見せてくれた。 野球は…本当に怖いスポーツだ。 「勝とうなっ!」 なつるはおれに拳を向ける。 苛立ってる暇はない。 勝利をおさめた嬉しさに逆らえるものなんか、ないんだから。