「中等部のやつらはみんないい高校に呼ばれていっちゃうんだから、高等部にはまともなキャッチャーもいない。おれとあたる前に負けられても困るし。」 日向は本気で舜を倒そうとしてるんだ。 だから、舜に不利な条件があるのが納得いかない。 てこと。 「一流のピッチャーには一流のキャッチャーがいる、って聞いたことありません?…それに、受けてみたいじゃないですか。五十嵐、舜の球。」 口元だけに微笑みを携えて、日向はすっとあたしを見据えた。