俺とちかが出会ったのはちょうど桜が舞う季節だった・・・。 俺は西川悠。そんなに派手って感じじゃないけど地味でもない。まぁ、普通の高校生って感じ。で、顔は自分で言うのもなんだけど、まぁ、イケてる。その俺が一人の女に惚れたんだ。
俺は今日学校に遅刻しそうで走ってたら誰かにぶつかった。
「いってぇ!」
「いったぁ!」
それが俺の惚れた女、田波ちかだった。
「あっ!ごめんなさい」
「あっ!俺のほぉこそごめんな。」
・・・なぁ、ちか、もうこの時俺はお前に惚れとったとかもしれん。