次の日――。


目が覚めると隣には先生がいる。


凄く幸せを感じると同時に恥ずかしくもなったりする。


先生は私を抱きしめたまま気持ち良さそうに寝てる。


先生の美しい寝顔。


口の端は彼に殴られたせいか紫色になってる。


先生の口を指でそっと撫でた。



「……ん」



先生が小さく声を漏らすと、目をゆっくり開けた。


バチッと目線が合う。



「ハル、おはよ」



ニッコリ微笑む先生。


恥ずかしくて思わず目を逸らした。


先生が私の肩をポンポンとする。


目線を先生の方に戻すと、先生が笑顔で私を見てた。


そしてチュッと軽く唇にキスしてきた。